酵素ドリンクを使ったファスティングダイエットは効果があるのか

 

最近よく耳にするファスティングダイエットですが、ファスティングダイエットというのは短期間断食をして、体内環境をきれいにすることです。

その結果脂肪燃焼効果が上がり、デトックス効果もあり、消化器官や傷ついた組織も修復することができます。

また、味覚が変わりますので薄味の食生活にすることができたり頭がさえるといった効果もあるため、とても人気のダイエット法となっています。

 

 

<ファスティングダイエットでなぜ痩せるのか>

 

・代謝酵素を活性化させる

酵素には消化酵素と代謝酵素があり、ダイエットに必要な代謝酵素を活性化させるのが酵素ドリンクです。

さらに断食をしますので消化に必要な酵素は使われることなく休むことができる上に代謝酵素が活発化しますので、よりダイエット効果が高くなるのです。

 

・脂肪が強制燃焼される

人体が活動するときに必要なエネルギーは糖質でできています。

しかしファスティングという断食をすることで糖質が摂取できない分、最初に筋肉内にある糖質を使って活動し、さらに糖質が不足すると脂肪をエネルギーに変えて活動するので強制的に脂肪が燃焼されるのです。

脂肪が燃焼するまでにかかる期間は2~3日ですので脂肪燃焼させてダイエットをしたい場合は3日以上の断食が必要となってきます。

 

・有害物質の排出

ファスティングで内臓が休んでいる間に代謝酵素が活性化しますので、脂肪燃焼されていきます。

脂肪には農薬や添加物など人体にとって有害とされる物質が溜まっている場所なので、この脂肪を燃焼することで有害物質を排出するためのデトックスができるのです。

 

<ファスティングダイエットで絶対守るべき3つの期間>

ファスティングダイエットは、この期間が命と言っても過言ではありませんので、必ず守るようにしてください。

そして、必ず断食期間(1日、3日、6日中から選ぶ。ただし初心者いきなり6日はNG)と同じ日数の準備期間と復食期間を行ってください。

 

・準備期間

準備期間というのは断食をするための体つくりということで、ここをしっかりしていないと効果が十分に感じられません。

まず断食の日にちを決めて、そこに向かって食べる量を減らしていきます。

そして、食べるものは油が少なく胃腸に負担のかかりにくい和食にし、食べ過ぎや飲みすぎにならないようにします。

 

さらに胃腸を冷やさないようにすること(胃腸が冷えると消化が悪くなります)、よく噛むこと、できるだけ柔らかい食べ物に

するなど消化しやすい食べ物にするというところに注意しましょう。

 

準備期間が終了する2日前までに乳製品や肉、魚を摂取するのを辞め最終日は噛まずにのめっる流動食のみにします。

また、20時以降に食事をとるのもNGです。

 

この準備期間にきちんとしていないと断食期間で途中挫折してしまいやすくなりますので、しっかり準備しましょう。

 

・断食期間

いよいよ断食本番ですが、この期間中は酵素ドリンクと水のみの摂取となります。

酵素ドリンクも何でも良いわけではなく熱に強く、酵素が多いものにし1日の摂取カロリーが500calになるようにしましょう。

 

酵素ドリンクの飲み方は、起床の時と就寝前に1杯ずつは必ず飲むようにし、あとは一定間隔で飲めるように調整しましょう。

例えば3時間おきや5時間おきなど時間を決めて飲むと良いでしょう。

さらに、水は2ℓ以上飲むことが必要です。

 

この期間中は体力も弱っていますからサウナや熱いお風呂、激しい運動などはしないようにしてください。

 

・復食期間

そして、ファスティングで最も大切なのが回復期間です。

この時期に一気にばか食いしてしまうとリバウンドの原因になり、ファスティングした意味がなくなってしまいます。

まず復帰1食目は重湯にし、胃を少しずつならしていきます。

 

流動食から慣らしていき、回復期間の前半はお粥や雑炊、野菜などを摂取するようにし、後半で魚介類を食べるようにします。

回復期間であってもファスティングしているわけですからお肉系や揚げ物など脂っこい食べ物と消化に悪い乳製品は復食期間は食べないようにしてください。

 

そして、復食期間が終わればゆっくり食事を戻していきます。

この復食期間が酵素ドリンクファスティングダイエットの要と言っても良いので、しっかり行いましょう。

 

<まとめ>

ファスティングダイエットで一番哀切なことは無理はしないということです。

断食期間で好転反応が起こる場合があり、頭痛やめまい、動悸などが起こる可能性があります。

基本的には一過性なのですが、この症状が辛いようでしたら中断するべきですし、他の理由でも無理して断食をしないということです。

 

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